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荒川 明の陶房は浜松の山奥の引佐町奥山にあり、 その名前のとうり山奥となります。
そこには古い時代に使かわれた薪窯を荒川明が独自に 工夫をして窯を作りました。
自然の炎色、自然釉、灰かぶりの美しさの中に大胆な 景色の出る焼き物で同じ作品は2度と出来ません。
サイズ 直径36cm×高さ9 cm 素材 陶器(木箱付き) 特長 薪窯焼成により釉薬をかけないで自然に出た炎色が美しい大皿 焼成方法 薪窯焼成 ※モニーターによって多少色具合が違う場合があります。
陶芸作家の作品の値段はどうやって決めますか? 美術年鑑社の美術年鑑の本が出版がされており、毎年作家の評価額が発表されます。
日本画、洋画、彫刻 工芸 書 古美術部門に分かれており、陶芸の場合は工芸の部門になります。
陶芸作家の評価は陶磁器(花瓶)21.2×21.2cmを基準とします。
荒川明の2013年の評価額が78万円となっております。
難易度、作品の焼き上がりが出にくい作品は+αになります。
お値段は評価額よりお安い金額を設定させて頂いております。
薪窯にて3昼夜薪の炎にて炎色、自然釉の美しい大皿 素朴でぬくもりのある焼締の色を観ていると心が癒され生活に寛ぎの時間を持つ事が出来ます。
荒川明 流『焼締』とは? 釉薬(色)をつけないで、焼き締めた作品 > 焼き締め程作家にとって窯開き程楽しいものはありません。
薪窯で作品を焼く時は薪の灰、ヤニが棚、作品に付き、作品が棚から 外せなくなりますので、作品の高台に3か所に違う種類の粘土(道具土) を唾(水ですと粘土がくっつかない)でつけます。
焼き上がってからバケツに水を入れ、しばらくつけてからそっと道具土をはずします。
3ケ所色が違うのは、道具土を外した跡です。
お酒を入れますと薪窯の窯変した景色が美しく浮き出て とても冷酒が美味しそうに見えます。
薪窯にて3昼夜薪の炎にて焼成され自然の炎色、 自然釉、灰かぶりの美しさの中に大胆な景色の出る焼き物で同じ作品は2度と出来ません。
荒川明の作品は薪窯焼成の作品がとても多いです。
『薪窯焼成』のこだわり 電気窯 灯油窯 ガス窯 もありますが、 作品の焼き上がり(陶芸用語で景色)の変化が楽しめます。
釉薬(色つけ)で電気でないとだめとかがありますが、 全体的に釉薬物(色付け)の作品も薪の煙、ヤニが作品に付き 面白い作品が焼き上がります。
【薪窯は素焼きをせず作品を生のまま窯につめます】 【作品を乾燥させ稲のわらを巻き付け窯詰めを行います】 【松と雑木を3昼夜焼き続ける薪窯】 焼締は釉薬(色 薬)を掛けないで、作品を作って薪窯に入れますと 赤松のヤニ,薪の灰が作品に掛り同じ作品は焼き上がりません。
【薪窯を開けます】 1週間程窯の温度が冷めるのを待って窯の焚き口を壊して作品をだします。
写真手前の黒っぽいのは薪の灰が作品に溶けた灰被り(はいかぶり) 写真中央の緑色は薪のヤニが作品につき溶けた色です。
(ピードロ)と言います。
作品を窯から出した後、作品のお掃除をして作品の発表をします。
▲薪窯で3昼夜焼成しました大皿。
▲お刺身、オードブルを盛ってパーティの中心に。
●御注文頂きましたら、荒川明 直筆にて木箱に 箱書きいたします。
●「作品証明書及び品質証書」に直筆でサインと 印と日付を入れて作品の箱の中に同封いたします。
奥山芸術の里は、自然豊かな山奥にあり、大本山奥山方広寺のふもとに位置しています。
この自然豊かな地にて、陶芸家 荒川明デザイン、様々な土を混同し、 手造りで成形し荒川明が天然の灰で作った釉薬をかけて味わいのある素朴な作品を造って おります。
1品1品手づくりですので、大きさ、形、色合いが違いますが、 それが本来の焼き物の良さでございます。
末永くご使用いただければ幸いです。
陶歴 荒川 明 (あらかわ あきら) 1950年 浜松生まれ 国士舘大学工学部建築学科卒 1997年 日清めん鉢入選 1997年 陶芸ビエンナーレ入選 1998年 日清めん鉢入選(2年連続) 1999年 第52回創造展文部大臣奨励賞受賞 2000年 NHK BS2「やきもの探訪」出演 2001年 私の陶芸 ブティック社NO1〜8監修、寸評 2002年 陶芸作家養成、陶芸教室指導者養成研修所、 奥山芸術の里開設 2006年萩国民文化祭審査委員長賞 個展 東急百貨店・松菱百貨店 その他 創造美術会々員、陶芸部相談役 伝統的心を大切に前衛的要素が盛り込まれた作品が見る者の 心を魅了。
独自にあみ出したロクロテクニックにより個性的な 作品が生まれた。
2003年より奥山芸術の里にて、若手作家 養成のため、研修生を受け入れ指導にも力を入れている。